「北海道大学チャシデータベース」が完成しました。GLOBALBASEテクノロジーによる地図と遺跡のリンクを実現しています。
詳しくは
北海道大学チャシデータベース
(サーバは東洋大学が提供)
本データベースより.....
チャシはアイヌ文化期になってから登場する構築物であるが、その機能については諸説ある。アイヌ語の見地からは知里真志保によって次のように定義されている。 Chashi ちゃシ 砦;館;柵;柵囲い。古謡の中では英雄の常住する館をさす。(知里真志保 1956 『地名アイヌ語小辞典』楡書房)
その後、チャシの発掘や関連の文献史料の精査が進み、チャシは16世紀〜17世紀にピークを迎え、18世紀後半まで作られたことが判明している。機能としては、戦闘に係わる「砦」以外にも、掘り込まれた溝によって区画された「聖域」、「祭りの場」・「話し合いの場」・「見張り台」などが考えられている。また、その形態から丘先式・丘頂式・面崖式・孤島式などに分類されている。
2009年01月23日
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