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GLOBALBASEマニュアル集 >> マニュアル環境とマニュアルの書き方 >> マニュアル文章に図や表を挿入する方法
2007-11-04版

マニュアル文章に図や表を挿入する方法

著者: 森 洋久 / joshua@globalbase.org  ※ 

* 概要
* この作業の前提となるシステム用件
* [ステップ1] オリジナルイメージの準備
* [ステップ2] オリジナルデータがピクセルデータの場合
* [ステップ3] オリジナルデータがEPSデータなどベクタデータの場合
* [ステップ4] 新しいファイルのCVSへの登録
* [ステップ5] マニュアルデータからの参照
* [ステップ6] コンパイル

概要

マニュアルに表を挿入する方法は、HTMLのタグを知っていれば至って簡単です。tableタグに、titleやcodeをつけて、表の題名を指定したり、外部参照可能とすることが出来ること以外はHTMLのタグと同じです。
XML要素(table)を参照してください。

ここでは特に注意が必要な図の挿入方法を説明します。

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この作業の前提となるシステム用件

まず、必要なツールとして、Adobeイラストレータやフォトショップなどイメージのデータ変換が可能なツールを持っていることが重要です。

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[ステップ1] オリジナルイメージの準備

まず、図として挿入したいイメージを準備します。これを今後オリジナルイメージと呼びます。このイメージのデータ形式は特に何でも良いですが、 最終的に、EPSファイルとPNGなどのピクセルデータの2種類のデータに変換する ことを念頭に置いてください。これは、マニュアルのPDFデータを出力するためにEPSファイルが必要であり、HTML形式を出力するためにピクセルデータが必要だからです。

マニュアル環境では参照するイメージの保存場所がほぼ決まっています。オリジナルイメージデータはディレクトリgbs/doc/xml/src/imagesの下へコピーしてください。このディレクトリの中には、おおまかに分類されたマニュアルごとのディレクトリがあります。対応するディレクトリがあればその中にコピーしてください。新しくマニュアルを作った場合等は、新たにディレクトリを作り保存してください。

保存を行ったら、CVSへ登録します。

% cd gbs/doc/xml/src/images/**
% cvs add -kb xx.ai
 

この例では、gbs/doc/xml/src/images/**というディレクトリの中に、xx.aiというオリジナルイメージファイルをコピーしたという想定です。ディレクトリを作成した場合は、そのディレクトリをCVSに追加してから上記を行う必要があります。

[注意] cvsにバイナリファイルを登録する場合は、-kbオプションをつけてください。


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[ステップ2] オリジナルデータがピクセルデータの場合

オリジナルがピクセルデータでない場合は次のステップへ進んでください。ピクセルデータの場合、たいがいはWEBで読み込めるデータである可能性が高いです。従って、のこりはPDF用のEPSデータを用意するのみとなります。EPSデータへの変換例としては、AdobePhotoshopをでピクセルデータを読み込み、これを、ファイルメニューからPhotoshopEPS形式で保存することで作ることができます。そのときのオリジナルデータを消さないようにしてください。

[メモ] おこでオリジナルデータはそのままピクセルデータとして使えるので、今後そのままピクセルデータと呼びます。新しく生成されたEPSデータをEPSデータと呼ぶことにします。


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[ステップ3] オリジナルデータがEPSデータなどベクタデータの場合

この場合は、illustratorでそのファイルを読み込みます。そして、「別名で保存」において、EPSデータを指定し保存します。このときにフォントデータも一緒に含むようにして保存してください。でないと後のTeXなどのプロセッサがフォントデータを認識出来ずエラーを起こします。

一方、ピクセルデータも作る必要があります。ピクセルデータはillustratorの「書き出し」を選択肢、PNGなどのピクセルデータ形式を選んで保存してください。

[メモ] ここでピクセルデータとEPSデータが出来上がりました。


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[ステップ4] 新しいファイルのCVSへの登録

でき上がったピクセルデータとEPSデータをCVSへ登録してください。

[注意] cvsにバイナリファイルを登録する場合は、-kbオプションをつけてください。


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[ステップ5] マニュアルデータからの参照

マニュアルの文書ファイルからは
imgタグ を使って参照します。

<img	src.pix="[ピクセルファイル]"
	src.eps="[EPSファイル]"
	title="[図のタイトル]"
	code="[参照用コード]"/>
 

たとえば、

<img	src.pix="/manual/environment.png"
	src.eps="images//manual/environment.eps"
	title="マニュアル環境"
	code="fig-manual-environment"/>
 

ここで、注意が必要なのは、パスをどこからのパスにするかです。上記のようにピクセルファイルは、gbs/doc/xml/src/imagesからの参照になります。しかも最初に"/"が必要です。一方、PDFは、gbs/doc/xml/srcからの参照となります。

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[ステップ6] コンパイル

実際に
mmake を使いコンパイルし、図が挿入されていることを確認します。

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